株式投資の大雑把な指標に思うこと
マネー - 2015年12月01日 (火)
何を拠りどころにしていますか
ひさしぶりに株式投資の話題
普段から株式投資について
思っていることを書いてみます



大雑把すぎる指標
株式投資ではいろいろな指標が出回っています
誰でも知っているのがPERとかPBR、ROE、PCFRなどです
フローとストックの指標では意味が違います
フローは一定期間の状態を示すもので
ストックは累積を示しています
フローは急変することも多い指標です
ストックですら減損や税効果により大幅減することがあります
PER、PBR、ROE、PCFR
どれも あまりに大雑把すぎる指標です
傾向を掴むには有効なのですが
この指標だけで投資の決断に至るには
あまりに心もとない指標です
投資をはじめた頃の私自身がそうでしたが
つい簡便な指標を拠りどころにしていました
折角 もっと詳細な情報の提示が
法的に義務付けられて公開されているわけだから
しっかりと見た方がいいです
企業価値も正確にはわからない
仮に財務諸表の全てをチェックしたところで
会社の属性がすべて数値化されているわけではありません
すべてが時価で示されているわけでもなく
簿価のまま表記される勘定科目もあります
そして数値化されている情報ですら
一定の制約の下での調整の自由があります
昨今の東芝の問題を含めて
会計監査がどこまで有効なのかという
実務上の問題もあるわけです
以前と比べると会計制度もかなり改善されてきました
それでも、自暴自棄な悪意の前では無力です
完璧にはわからないのですが
おおまかにはわかるってところがポイントです
結局のところ過去10年くらいを遡って
フローとストックの傾向を確認しながら
想像力を駆使して バカ除けをして
なんとか銘柄を選定をしていく手続きになります
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