不本意な突然の退職 自分を労わる気持ち
リタイア - 2015年05月21日 (木)
突然の回避 シミュレーションの有効性
前回のエントリーにたくさんのコメントを頂きました
1度心が折れてしまうと もう昔のようには働けない
ありがとうございます


前回のエントリーに初登場した後輩
仮名を臼井としておきます
臼井と一緒に仕事をしていた当時
仕事に関する会話を何度かしていたので
そのことを書いてみます

仕事の価値観と退職理由
臼井は非常に真面目な性格で
よく 「べき論」を語っていました
消費しないピノキオは「べき論」は基本的に苦手です
「もっと楽に生きればいいのに」
いつもそんなことを思っていました
その当時 既に消費しないピノキオは
早期リタイアに向けて準備を進めていました
早期リタイアという壮大な目標に向かい
密かに邁進する消費しないピノキオの傍らで
臼井は会社での出世を目指していました
だから臼井が自分より早く退職するなんて
まったく考えもしませんでしたw
「いつまで仕事しようと思ってるの」
こんな質問を何度かしました
「定年を過ぎても仕事を続けていたい」
臼井はそんなことを平然と言っていました
先日の飲み会でも同じことを聞きました
驚いたことに変わっていませんでした
やはり仕事が好きなようです
会社を退職したのは
今の仕事が好きではなくなったこと
これが一番大きな要因だったようです
よくある人間関係という理由ではありません
仕事にこだわりがあるからこそ
今の仕事が自分に向いているか
その仕事で自分が輝けるのか
そんなことを必死に考えていたようでした
そんな生真面目な性格なので
以前のようなモチベーションで仕事に
向き合うことが出来ない自分を責めていたようです
退職理由もいろいろです
突然の不本意な退職を緩衝するために
休職をした時の心境や、家での家族との関係について
いろいろでセカンドライフさんが記事にしていました
休職時の心境と家族との関係
その当時の心境を素直に書いてくれています
家族に対する罪悪感、自責の念、自己否定、自己嫌悪
開放感だけではなく、これらの感情も沸き起こってくるようです
計画的なリタイアとは異なり
自身の病気や会社都合による突然の不本意な退職とでは
当然ですが、状況はまったく異なります
いろいろな感情が沸き起こるであろう事は予想できましたが
こうして記事になって文字で読むと、さぞかし辛かっただろうなと
「突然」というイベントを回避することは重要です
自分が退職した場合のことを
在職中にいろいろシミュレーションしたり
いつまで仕事をするのかということを
日々考えることは大事だと改めて思いました
日々の僅かな時間をとり
仕事のこと、家族のこと 自分自身の人生のこと
自問自答をしながら 立ち位置を確認することで
突然起きるような事態を少しでも回避できれば
突然の不本意な事態への動揺を減らすことができそうです
自分のことを殺そうと狙っている人
確率で考えると、こんな感じになります
自分>親族>知人>赤の他人
一番気をつけないといけないのは自分です
忙しければ忙しいほどに自分に気を配りたいところです
そのことに時間をかけたいところです
[参考記事]
自分が自分を殺す確率
自殺と他殺 攻撃性の向かう先は環境で決まる
Ads by Ninja AdMax
ランキングに参加しています
お気に入りましたら是非とも
恵みのワンクリックをお願いします

くる天ブログ ブログの殿堂
FC2ブログ ブログ王
- 関連記事
-
- 会社で演技が出来なくなったら、もう終わり (2016/03/17)
- 今年を振り返り リタイア、家計編 早期希望退職が羨ましい (2015/12/25)
- 会社の同期が突然の退職 実質リタイア生活へ (2015/12/15)
- 36歳公務員、貯蓄4000万円 リタイアできるか (2015/09/13)
- 早期リタイアに感じる うしろめたさ (2015/08/29)
- 求めているのは自分勝手で自己満足な自由なんです (2015/08/23)
- 驚愕 まだ折り返し地点にすら到達していなかったとは (2015/06/13)
- 不本意な突然の退職 自分を労わる気持ち (2015/05/21)
- 本当の目的は別のところにある (2015/03/08)
- 早期リタイアを諦める人と諦めない人の差 (2015/03/07)
- 今後の早期リタイアのプランと家計収支 (2015/01/04)
- ワークライフバランスで定年まで働くことの幸せ (2014/11/30)
- 組織への従属からのリタイア (2014/10/22)
- リタイアが近づいたから 疲労感が強い (2014/10/11)
- 早期リタイアという通過点 (2014/08/02)
