明治時代の65歳 男の平均余命
生命 - 2013年12月09日 (月)
平均寿命だけではわからないこと
平均寿命という言葉があります
これは0歳の平均余命と同じ意味です



平均余命とはある年齢の人々が
その後何年生きられるかという期待値のことである
現在の死亡状況が将来にわたって続くと
仮定した場合のものであるから
実際の平均生存期間は平均余命と異なってくる可能性が大きい
1947年当時の65歳の平均余命は約10年です
意外な感じがしませんか
65歳まで存命だったならば
平均で75歳まで生きたであろうってことです
ちなみに75歳の老人の平均余命は6年でした
1947年といえば、戦後すぐの話です
データを明治時代まで遡っても
65歳の平均余命は10年でほとんど変わりません
では平均寿命はいくつでしょう
1947年で約50年
1902年で約40年
1902年は日露戦争勃発の2年前です
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明治時代から成人を過ぎれば平均で60歳までは生きていました
昔から日本は高寿命国だったんですね
戦死が多かったことはもちろんだと思いますが
このデータを見ると子供が成人する前に
亡くなることが多かったようです
平均余命の推移を年齢に換算したグラフです
下側の線から順番に40歳、65歳、75歳です
今回 引用させていただきましたデータは
厚生労働省のデータとなります
完全生命表における平均余命の年次推移へ

ガンを克服すれば平均寿命が3.75年も延長 へつづく
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