相場は最終ランナーが一番早く走り抜ける
マネー - 2018年03月18日 (日)
風船はまだ膨む余地がある
現状、米国の景気指標値はどれも良好
風船はまだ膨む余地がありそうに見える


今後、数回の金利の引き上げに伴い
今年中にイールドカーブのフラット化が実現しそう
そこからリセッションタイマーがスタートする
相場は最終ランナーであるアンカーが一番早く走り抜ける
稲妻の演出を借りて、派手やかなゴールインを向かえる
その時、スタジアムに残るのは熱狂した観衆たち
消費しないピノキオの米国景気指標のモノサシでは
現在 1.54σまで到達している
正規分布と仮定するなら1987年以降の統計で
6.18% という特殊性を帯びる

グラフは 米国債 金利スプレッド
20年と10年は 0.12
10年と02年は 0.53
10年と02年のスプレッドが追いついてくるのを
首を長くして待っているのが 今
リーマンショック前 2007年頃の経済レポートを読むと
フラット化を外れた後、再度フラット化に向かうだろうと
楽観的な意見が散見されたが、ものの見事に期待は外れた
フラット化を外れたイールドカーブは
そうそう簡単にフラット化に戻ることはない
いくら金利を引き下げても
スティーブ化を加速させながら、株価は急落していく
フラット化を開始してから急落するまでにはブランクがある
リーマンショックのケースでは1年5ヶ月のモラトリアムがあった
今回の上昇相場で特徴的なのは
あまりに長期間ゼロ金利を続けたこと
リセッション時にどれだけのインパクトがあるのか
私にはさっぱりわからない

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