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所有できない欠落感と相対的貧困

相対的なものは完全解決できない



お金が増えても使い道がない のつづきです


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欠落感が導く先



相対的貧困は、物資の絶対的な多寡とかかわりなく
隣人があるかぎり、つねに示差的に機能する
相対的貧困感は人間が複数で暮らす限り決して消すことができない

そもそも資本主義市場経済というのは
私が所有すべきはずのものを所有していない
という欠落感を動力にして作動しているものであるから
相対的貧困感を否定することは
市場活動そのものを否定することになる   内田樹

相対的貧困は解決できるか


この文章は何度 読んでも見事だなって思う


相対的貧困や格差問題だけに限らず
ここで語られている「欠落感」を埋めるために
モノを所有したい人は結構多い感じる

欠落感そのものを気にしなくなったら
所有そのものが、まるで重要ではなくなる

だから持たざる人ほど
所有できない欠落感にとらわれて
他者の視線を過度に意識したかのような
愚かな記号消費を繰り返す

買うことができる人、つまり、いつでもその気になれば
所有することができる人は、急いで所有する必要がないし
そんなことで自分を満たす必要もない


群衆 熱狂 混雑


買うことができない人は、買うこと自体を目標に据える

買うことができない不満足な私から
買うことができる満足な私へ

そんなスローガンを作ってしまう

買うことで自分の存在価値を
高められると信じている人だっています

今では、買い物で満足することは稀なことですが
買うことで満たされた気分になることを感じて
ショッピングをしていた時期もありました


相対的貧困も所有欲も一緒



相対的貧困は他者の視線の中で起きうること
相対的貧困を嘆き、解決できると信じている人は
欠落感を殊更に気にしているように感じる

相対的貧困は放置しておけばいいというわけではない

格差は拡がると社会は不安定要因を抱えることになる

格差が拡がりすぎない仕組みへの対策は必要
しかし完全解決などできるはずがない

人はそんなに賢く設計されていない


「買うことのできる私」という相対的優越感を
大小あれど、みんな持っている
他者との関係性の中での自分を位置づけている

だからこそ、欠落感を埋めるための努力
その「努力」という言葉で貧困への反論が入ってくる


結局のところ



お金がないことで、さらに お金に執着してしまう

投資にのめりこんでいる自分も、結局 お金に執着している

目的は違えど、結果は一緒
交換するか、貯蔵するかの違い

望ましいのはお金のことを一切気にしないこと

でも、そのためには、いくらかのお金が必要となる


[参考記事]
相対的貧困に解決策はあるのか
貧困線の水準 貧困=相対的貧困が示すもの
格差を暗黙裡に期待している社会



困難な成熟



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5563: by 煙々 on 2017/06/13 at 21:27:53 (コメント編集)

「貧困女子高生問題で若新雄純氏がコメント 相対的貧困は「問題ではなく精神的な状態」」という記事がキャリコネニュースに去年にありました。
この記事読んで無くならない問題なんだなと。お金の使い方がおかしい人には、どうしたってその相対的貧困から抜けられないとも。

5567:煙々さん コメントありがとう by 消費しないピノキオ on 2017/06/14 at 07:27:16 (コメント編集)

記事を読んでみました

「相対的貧困は、問題ではなく状態」

あくまで相対的な話なので
皆のお金の使い方が上手になっても
その枠の中で相対的貧困は出てきてしまう

それを問題と考えるかどうかの話
そういう意味での「問題ではなく状態」なら
とても納得できる話です

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